魅惑のワード『袋とじ』

 

 新作『空知らぬ虹の解放区』の発売まで一ヶ月を切り、いよいよ執筆作業の方も大詰めに入ってきてるわけですが、正直作品そのものよりも僕を悩ませているものがあります。それはあとがきです。

 いやね、さすがに脱兎リベンジのときはデビュー作ですから、万感の思いもありスラスラっと書けましたよ。
 けど二冊目にして早くも書くことなくなっちゃって困ってます。
 原因の最たる部分はブログとツイッターにあると思うんですよね。
 ほら、あとがきって作者の近況報告とか、作品の裏話やら軽い解説とか思い入れを書くじゃないですか。けどうそういうネタって、ブログとかツイッターやってるとそっちに書いちゃうんですよね。だから改めて「はい! 2,3ページあとがきとして埋めてね!」となっても「……文字サイズ大きくして行埋められないかなー」とか考えだしちゃうわけですよ。もちろんあとがきを書く書かないは自分で選択できるので、安請け負いしちゃった僕が悪いんですけど、いざ白紙のワードに向かうとさぁ困った。
 しかも聞くところによると、本のあとがきを購入するか否かの判断材料にする人がいるそうじゃないですか。ますます困った。売り上げに直結するなら、そりゃあいいあとがきを書かねばなりません。
 そうなると気になるのは、あとがきを読んで決める人は何を購入の決め手にするかですね。もしくは、何が書かれていたりすると購入を見送るのか。
 やっぱり面白いことを書けば買ってもらえるのでしょう。逆に気に障るようなことを書けば本棚に戻されてしまうでしょう。けど何がその人にとって面白いことで、気に障ることなのかなんて分かりゃしない。というか万人に共通するものではないから誰かしらが笑う一方で必ず眉を顰める人がいる。
 となると、どうしようもないのでしょうか。考えるだけ無駄なのでしょうか……。

 ……いや、一つ、いいアイディアが思い浮かびましたよ。
 あとがきを袋とじにして買った人しか読めないようにするっていうのはどうでしょう。
 この方法なら、あとがきを読んで本の購入を見送るって人をなくせるし、あとがきを読みたいって人の購買意欲をくすぐれる。そしてあとがきをさほど重視しない人にとってもデメリットもない。
 おお! 完璧だ!
 これナイスアイディア~!
 



 ――と思いつくがままにここまで記事を書いておいて、軽くググってみたら、先駆者がいました。
 東野圭吾先生です。
 
 ……まぁ僕が考えつくようなことだから、そりゃあ先にやってる人いるか……というか、僕が知らないだけで、あとがきを袋とじにするっていうのは割とポピュラーな奇策だったりするのかもしれませんね。ちぇっ
 そもそも袋とじにしたところで冒頭の悩みである『あとがきで何を書くか』という問題の解決にはなっていないというね。
 

 ……わはは、考えなしにつらつら記事書いてたらこのザマですわ。


 それじゃ!


 
 
 
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プロフィール

秀章(ヒデアキ)

Author:秀章(ヒデアキ)
11月1日生まれ。うさぎ年。

ライトノベルやソーシャルゲームのシナリオなどを書かせていただいております。


小学館ガガガ文庫より、
『脱兎リベンジ』、
『空知らぬ虹の解放区1~2』
『GランDKとダーティ・フェスタ』

スニーカー文庫より、
『サークルクラッシャーのあの娘、ぼくが既読スルー決めたらどんな顔するだろう』を発売中。

連絡先 : hideaki1101☆gmail.com 
(☆→@)

よろしくお願いします。

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秀章
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