「
秀章の台湾旅行記・一日目」の続き
【二日目】
○台北市内
ホテルで朝食を済ませた後、連れの姉は私用があるというので、集合時間を決めて別行動を取ることに。
かといって僕の方はこれといって用事はないので、台北市内をぷらぷら歩く。

『ザ・台湾』ってな感じの建物だけど、歴史的建造物でも何でもなくただのレストラン。

市内の街並みはどこも割とこんな感じ。ちなみにここは台湾の秋葉原と称される「電脳街」というエリアらしく、PC関連のショップがずらっと並んでました。そして台湾の
秋葉原ということは勿論……あとで詳しくご紹介します。

散策途中に迷い込んだ市場での一枚。タイトルを付けるとしたら「before~after」といったところでしょうか。
そんなこんなで電脳街付近をウロウロしてたら、すっかり昼飯時。ちょうどいい具合に小腹も空いた。
ガイドブックを開くと近くに旨い牛肉麺があるということで行ってみることに。

十人も入れない小さな店。けどこれくらいの規模は台北では珍しくないっぽい。
で、こちらのお店で頂いたのがコイツ↓

ラーメンとうどんの中間くらいの麺もの。しっかり味の沁みた牛肉とあっさりスープが最高。そのままでも十分うまかったけど、隣りに座ってたオッサンの見よう見まねで、テーブルにあった辛味噌や薬味を投入。すると、もっと旨くなった。ご馳走様。
昼食を済ませ、再び電脳街へ。すると……
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!! はい、正真正銘「アニメイト」です。
そう、台湾の秋葉原と言われるだけあって、電脳街にはこの手のショップも充実しているのです。
……え? 海外に来てまでアニメイトに行くって頭おかしいんじゃねぇかって?
いえいえ何をおっしゃいますか。こちとらラノベ作家ですよ?
各国の市場を調査するのも大切な仕事じゃないですか!
というわけで、
仕事なので、
やむなく入店。
店内めっちゃキレイ。
どうやら最近開店したと思われます。床とかマジでピッカピカ。品揃えも半端ない! かなーりマニアックなマンガやラノベまで中文翻訳されたものが売られています。
これはすごいぞー! と早速店内を撮影しようとしたら店員さんに撮影禁止を言い渡されました。笑
やんわりと日本語で。
しかし、「店内はダメだけど商品とかだったら別にいいよー」とのこと。なぜ?
けどまぁそう仰っていただけたのだから、お言葉に甘えて撮影。

デッドマン・ワンダーランドとか売ってます。そして注目していただきたいのは、18禁として売られているということです!
んー、グロ規制かな?
どうも台湾はこの手の規制が厳しい様子。「え? これも18禁?!」ってのが多々見られました。
例えばこれ↓
18禁『島耕作』 ええええええぇぇぇぇえええええ?!笑 なんで?!
こっちの島耕作はソフト・オン・デ◯ンドにでも勤めているのでしょうか。謎ですね。
こーゆーのを見るとつくづく日本に生まれて来てよかったなと思います。
続いて18禁コーナーを離れ、ラノベコーナーへ。
こちらも品揃えが豊富。ひと通りの名著は網羅されてる感じです。
例えばこれとか~

これとか~

これとかね~

写真を撮ったのはこんなもんですが、飛空士シリーズも勿論ありましたし、あとは小木君人先生の『その日彼は死なずにすむか?』とかもありました。多分ちゃんと探せばもっとあるんだと思います。
ふふふ。なんというか、レーベルメイト(特に、面識のある川岸殴魚先生とかツカサ先生とか)の作品が、こうして世界を股にかけているのを目の当たりにすると、嬉しいもんですな。
っていうか
邪神のギャグは台湾人にも通用するのか?! まぁ売られてるってことは通用するってことなのでしょう。
すげぇな川岸先生。
台湾でもおもしろ日本人としてご活躍できるじゃないですか。
いや~世界に羽ばたくガガガ作家陣ですね~……って、え? 脱兎リベンジですか?
写真が無いことから察して下さい。 いやいや、不貞腐れてなんてないっすよ。むしろ夢が一つ出来たってな話ですわ。
いつか必ず台湾のアニメイトにも並ぶような小説書いてやるからな見てろよコンチクショー
ってな感じで闘志をメラメラ燃やしつつ、姉との待ち合わせ場所へ向かうのでした。
「秀章の台湾旅行・二日目 その2」へ続きます。
長くなってしまって申し訳ないです……が、まだまだ続きますよー。
次回はいよいよ、「千と千尋の神隠し」の舞台となった街、九份(きゅうふん)が登場します!
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